初夏にぴったりな、高カロリー食「マァジュン」
「マァジュン」とは、「色々な物をごっちゃまぜにしたもの」の意味だそうです。
イランの生ジュース屋さんで、注文すると作ってくれます。

テヘラン市タジュリーシュにて
暑くなり始める初夏、体力がまだ暑さについていけずにヘタりそうになる時、またはお腹が空いている時には、こ・れ・が、いいんです!!
アイスクリームにカシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、胡桃バナナ、などがドカドカと載せられ、ココナッツパウダーやピスタチオの粉、チョコレートソースがかかってます。
もちろん、作る人に寄って違うので、生クリームがかかってたり、食べれない飾り物があったり、花火もあったりして、うぎゃあああああぁぁぁ~!って感じの、食物。
しかも、量が半端ないです。

テヘラン市ハフテティールにて
・・・パフェだろと言えばその通りですが、とにかくナッツの量が半端じゃないです、ナッツが。
太りたい人に、バッチリ!
・・・そのせいでしょう、女性たちはまるごと平らげずに(もちろん平らげる人もいますが)、お友達とシェアして食してます。
日本では「パフェ」とか食べたいと思ったことがなかったのに、イランのカラカラに乾燥した空気と、カーッと照りつける初夏の日差しの中、歩き廻って身体が干からびそうになる時、この『マァジュン』が、トンデモなく身体に染みます。
但し、ナッツ類たっぷりなので、ニキビできやすい人、禁物!
(Blog『詩と歌の国、イラン』2010年6月2日記事より抜粋)